MITSCHERLICH生長過程にもとづく幹曲線
書誌事項
- タイトル別名
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- Stem Form Based on the MITSCHERLICH Growth Process
- Mitscherlich生長過程にもとづく幹曲線(英文)
- Mitscherlich セイチョウ カテイ ニ モトズク カンキョクセン エ
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抄録
MITSCHERLICHの生長過程にもとづいた理論的幹曲線を改良した新しい幹曲線式を提案する。樹幹形モデルの根拠にMITSCHERLICH式を選ぶ理由は,林木の直径および樹高生長が一般的にMITSCHERLICHの生長法則にしたがうことが認められており,さらに当年の連年生長量がその前年の連年生長量に比例するならばその生長はMITS-CHEHLICH式にしたがい,その逆も成りたつ,という事実にもとづく。新しい提案による樹幹曲線式は,梢端において髄から発生する初年生の直径連年生長量がその当年の樹高連年生長量に比例するという条件を仮定することにより,誘導された。この樹幹曲線式は下に凸の場合も表現でき,極限の樹幹形が三角形となることが理論的幹曲線と異なる点である。この樹幹形モデルについて理論的幹曲線と比較しながらその適用の可能性を検討した。
収録刊行物
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- 日本林學會誌
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日本林學會誌 69 (1), 10-15, 1987
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681337300608
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- NII論文ID
- 110002841282
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- NII書誌ID
- AN00198561
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- ISSN
- 21858195
- 0021485X
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- NDL書誌ID
- 3122497
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可