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- 吉川 ひろみ
- 広島県立保健福祉大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Practice in Medicine : Informed Consent and Interdiscliplinary Team Care(Radiological Technology Practice and Medical Ethics)
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説明
医療放射線研究や診療において,被験者・クライアントへの説明や同意,選択はこれまで実践されていないように考える読者も多いと思われるが,何らかの形で行われているのではないだろうか.医療倫理の基本となるインフォームド・コンセント(以下IC)を,チーム医療を通して学ぶことで医療倫理の理解が得やすくなると考え,第2回に取り上げた.この講座を通じて,ICを導入すれば,さらにクライアントの納得が得られ,協働することで双方の利益が向上すると考えられる.放射線診断,放射線治療,核医学診断,新しいモダリティでの検査と多岐にわたる放射線技術を用いた行為が,社会に受け入れられ有効に用いられることは,われわれの責任でもある.最近は多くの病院で,IVR検査の前日などに検査の意義や検査の手法,検査後の状況などを担当技師が看護師さんなどとともに説明している.このような場合に限らず,外来部門,病室検査などで医療関係職員との連携が図れるかどうかは,医療や放射線技術研究にとって極めて重要である.チーム医療のあり方や進め方について考察する.
収録刊行物
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- 日本放射線技術学会雑誌
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日本放射線技術学会雑誌 60 (6), 772-776, 2004
公益社団法人 日本放射線技術学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681365641984
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- NII論文ID
- 110003434618
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- NII書誌ID
- AN00197784
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- ISSN
- 18814883
- 03694305
- http://id.crossref.org/issn/03694305
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可