書誌事項
- タイトル別名
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- A case of portal hypertension caused by mesenteric arteriovenous malformation
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説明
症例は65歳男性. C型慢性肝炎にて通院中, 難治性腹水が出現し入院. 胃・食道静脈瘤が認められたため, 門脈血行動態の評価目的にて腹部血管造影を施行したところ, 回腸動脈を流入路とする腸間膜動静脈奇形を認め, 門脈圧亢進症の原因と考えた. 回腸部分切除術を施行することにより腹水, 胃静脈瘤は消失, 食道静脈瘤も改善し, 門脈圧は正常化した. 腹腔内動静脈奇形による門脈圧亢進症はまれであり, 文献的考察を加え報告する.
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 101 (3), 300-305, 2004
一般財団法人 日本消化器病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681375253376
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- NII論文ID
- 10012698270
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- PubMed
- 15065351
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可