粘膜内シュワン細胞性過誤腫(mucosal Schwann cell hamartoma)の1例

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  • A case of mucosal Schwann cell hamartoma

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抄録

症例は40歳,男性.便潜血反応陽性精査のため全大腸内視鏡検査を施行し,S状結腸に白色調で微細顆粒状の隆起を多数認めた.病理組織学的に,紡錘形細胞の結節状の増殖を認め,免疫組織化学では抗S-100蛋白抗体陽性,NFP陰性,EMA陰性であった.多発性内分泌腫瘍2B型や神経線維腫症1型の合併を示唆する所見は認めなかった.以上より粘膜内シュワン細胞性過誤腫と診断した.<br>

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