好酸球性胃腸炎に食道病変を合併した1例

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タイトル別名
  • Esophageal involvement in a case of eosinophilic gastroenteritis

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抄録

症例は43歳女性.1カ月間続く腹満感,嚥下時違和感に,下痢と嘔吐を合併したため来院した.内視鏡生検の結果,食道,十二指腸および回腸に有意な好酸球浸潤を認め,好酸球性胃腸炎の食道病変合併例と診断した.内視鏡所見上,食道粘膜に好酸球性食道炎で特徴的とされる,輪状溝と縦走溝の出現を認めた.これらの内視鏡所見は,好酸球性食道炎のみならず,好酸球性胃腸炎の食道病変を評価する際の指標になると考えられた.<br>

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参考文献 (13)*注記

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