進行肝癌に対する肝動注化学療法

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タイトル別名
  • Hepatic arterial infusion chemotherapy for advanced hepatocellular carcinoma

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説明

肝癌に対する肝動注化学療法は,既存の治療法の対象外または治療効果が期待できない肝内進行肝癌(肝内多発例,脈管侵襲例)に対する治療として本邦で行われてきた.肝動注化学療法の標準的治療法は確立されておらず,シスプラチンや5-FUが用いられることが多い.肝動注化学療法では腫瘍縮小効果は約30%にみられるものの,生命予後延長効果を示したエビデンスはないため,海外ではその位置づけは低い.本邦での進行肝癌に対する標準治療となったソラフェニブによる全身療法との治療選択は,それぞれの治療法の特徴をよく理解し治療法選択を行う必要がある.<br>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681376515840
  • NII論文ID
    10030962457
    130001915726
  • NII書誌ID
    AN00192124
  • DOI
    10.11405/nisshoshi.109.1335
  • COI
    1:STN:280:DC%2BC38flsFektQ%3D%3D
  • ISSN
    13497693
    04466586
  • PubMed
    22863956
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • JaLC
    • PubMed
    • CiNii Articles
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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