食道の動脈性出血に対して経カテーテル的動脈塞栓術(TAE)により止血しえた1例

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タイトル別名
  • A case of esophageal arterial bleeding in which transcatheter arterial embolization was useful for hemostasis

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抄録

症例は52歳女性.全身性エリテマトーデス(SLE)にて通院加療中.過去に食道の潰瘍性または動脈性出血に対して内視鏡的止血術を3コース施行している.今回,下部食道の動脈性出血に対して内視鏡的止血術を施行するも完全止血されず,左胃動脈および左気管支動脈食道枝に対して経カテーテル的動脈塞栓術(TAE)を施行し止血しえた.難治性食道出血に対するTAEの有用性を示した症例であり文献的考察を加えて報告した.<br>

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参考文献 (16)*注記

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