灰色かび病菌(<i>Botrytis cinerea</i>)より見出されたプラスミド様DNAについて

書誌事項

タイトル別名
  • Linear plasmid-like DNAs in the fungus, Botrytis cinerea.
  • 灰色かび病菌(Botrytis cinerea)より見出されたプラスミド様DNAについて(短報)〔英文〕
  • ハイイロカビビョウキン Botrytis cinerea ヨリ ミイダサレタ

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抄録

野外で分離した灰色かび病菌(Botrytis cinerea) 15菌株についてプラスミド様核酸の探索を行ったところ,3菌株よりそのミトコンドリア分画からプラスミド様DNAが見出された。アガロースゲル電気泳動で,それらの大きさは2∼3kbであった。BCB2株より見出された2.4および2.1kbのバンドは比較的量が多く,電顕で線状分子として観察され,それぞれpBCB201, pBCB202と称した。アルカリアガロースゲル電気泳動ではpBCB201, pBCB202とも未変性下の約2倍の分子量を示し,末端部のヘアピン様構造が推定された。

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