リンゴクロロティックリーフスポットウイルスの感染性cDNAクローンの構築とパーティクルガンによる効率的接種

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  • Construction and Biolistic Inoculation of an Infectious cDNA Clone of Apple Chlorotic Leaf Spot Trichovirus.

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抄録

リンゴクロロティックリーフスポットウイルス(ACLSV)ゲノムの完全長cDNAを,ゲノムの第一塩基から転写されるようにカリフラワーモザイクウイルスの35Sプロモーターの下流に連結した完全長cDNAクローン(pCLSF)を構築した。pCLSFをChenopodium quinoaに機械的接種したところ,ウイルスを接種した場合と同様な病徴が現れ,これらの個体からは,ゲノムRNA,外被タンパク質およびウイルス粒子が確認された。pCLSFをパーティクルガン法によりC. quinoaに接種したところ,50%の植物を感染させるのに必要なpCLSF量はマクロキャリアー当たり0.3ng(約0.03ng/植物)と非常に高い感染効率が得られた。

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