脾梗塞を合併した伝染性単核球症の1例

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  • A case of infectious mononucleosis with splenic infarction

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症例は22歳男性.持続する高熱と右季肋部痛のため,当院へ救急搬送となった.伝染性単核球症と診断したが,腹部造影CT検査で脾梗塞を認め,入院加療とした.入院後,炎症反応は増悪し左側腹部痛が出現,脾梗塞も増悪したため,ステロイドパルス療法を施行した.これにより,自覚症状と炎症反応は改善した.脾梗塞を合併した伝染性単核球症の報告例は自験例を含めて9例とまれであるが,認知しておくべき合併症と考えられた.<br>

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参考文献 (15)*注記

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