書誌事項
- タイトル別名
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- A case of gastric crystal-storing histiocytosis
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説明
54歳男性.病変は,上部消化管内視鏡検査にて胃角部大彎に25mmの褪色領域として認められた.組織学的に細胞質内に好酸性物質をともなう組織球の集簇が認められ,組織球は免疫組織化学的にCD68(+),IgG(+),κ鎖(+)であった.以上により,IgG-κ型免疫グロブリンを貪食した組織球で構成された,極めてまれな胃crystal-storing histiocytosisと診断された.
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 113 (6), 968-974, 2016
一般財団法人 日本消化器病学会