インフリキシマブ投与後に高安動脈炎の合併が明らかになったクローン病の1例

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  • A case of Takayasu's arteritis detected in a patient with Crohn's disease following infliximab treatment

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抄録

<p>症例は19歳男性.下痢,腹痛,発熱,CRP上昇を認め紹介入院.大腸と回腸に多発する縦走潰瘍を認め小腸大腸型クローン病と診断.インフリキシマブ投与後,下痢,腹痛は改善し潰瘍は瘢痕化したが,発熱,CRP高値は持続.プレドニゾロン併用により発熱,CRP値は改善し退院したが,漸減中に再燃し再入院となった.再入院時の腹部造影CTで新たに右腎動脈狭窄が疑われ,胸部造影CTにて高安動脈炎の合併が明らかになった.</p>

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