書誌事項
- タイトル別名
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- A case of double liver cancer:hepatocellular carcinoma and combined hepatocellular and mucinous cholangiocarcinoma
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抄録
症例は70歳代女性で,C型慢性肝炎に罹患していた.肝細胞癌の診断で肝切除を受けたが,高~中分化型肝細胞癌と混合型肝癌の重複癌であった.さらに混合型肝癌には,サイトケラチン19染色陽性肝細胞癌成分と粘液癌成分が見られた.術後半年の時点では明らかな再発はない.肝細胞癌と混合型肝癌の重複癌の切除,および粘液癌をともなう混合型肝癌症例は極めてまれであり,肝臓癌の発生・分化を考える上で興味深い症例と思われた.<br>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 110 (9), 1663-1672, 2013
一般財団法人 日本消化器病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681381025920
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- NII論文ID
- 10031195138
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BC3sblsV2isg%3D%3D
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- PubMed
- 24005108
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- PubMed
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可