リンゴ黒星病菌はナシ黒星病菌と比べて高温耐性が低い
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- 浅利 正義
- 秋田県鹿角地域振興局農林部
書誌事項
- タイトル別名
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- <i>Venturia inaequalis</i>, causal agent of apple scab, has lower tolerance than <i>V. nashicola</i>, causal agent of Japanese pear scab, for high temperature
- リンゴ クロボシ ビョウキン ワ ナシ クロボシ ビョウキン ト クラベテ コウオン タイセイ ガ ヒクイ
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抄録
<p>近年,ナシ黒星病の発生は増加傾向を示しているが,リンゴ黒星病の発生は緩やかに減少している.このため,両病菌の分生子の発芽および菌糸の生存に対する高温の影響を調査した.その結果,分生子の発芽は35°Cおよび40°Cにおいてリンゴ黒星病菌の方がナシ黒星病菌よりも強く阻害され,菌糸の生存は40°Cにおいてリンゴ黒星病菌が全て死滅したのに対してナシ黒星病菌では多くの個体が生存した.以上のことから,リンゴ黒星病菌の方がナシ黒星病菌より高温耐性が低いことが明らかとなり,このことが近年の温暖化に伴うリンゴ黒星病の発生減少の要因の一つとなっていることが示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本植物病理学会報
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日本植物病理学会報 82 (3), 185-191, 2016
日本植物病理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681382554880
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- NII論文ID
- 130007331084
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- NII書誌ID
- AN0019269X
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- ISSN
- 18820484
- 00319473
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- NDL書誌ID
- 027629804
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可