PCR法による米のDNA品種判別のためのプライマーセットの開発

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タイトル別名
  • Development of the Primer Sets for Identification of Rice Cultivars by PCR on DNA Polymorphisms
  • PCR法による米のDNA品種判別のためのプライマーセットの開発(平成16年度日本食品科学工学会技術賞)
  • PCRホウ ニ ヨル コメ ノ DNA ヒンシュ ハンベツ ノ タメ ノ プライマーセット ノ カイハツ ヘイセイ 16ネンド ニホン ショクヒン カガク コウガッカイ ギジュツショウ

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説明

(1) PCR法による米の品種識別技術を開発した.<br>(2) 本技術は, 試料として, 葉や苗以外に, 玄米, 精米, 精米粉, 米飯, 餅, 米菓などにも適用が可能である.<br>(3) コシヒカリの確認用の「ポジキット」, 混米検出用の「ネガキット」を開発し, 実用化した (これまでに, 約80000点の米の分析に相当量が販売された).<br>(4) 北海道産米, 加工米飯原料米の識別のためのキットも開発して実用化した.<br>(5) 本研究で開発したその他のプライマーを併用することにより, 全国の主要な米品種, 約150品種の相互識別も可能になった.<br>(6) 今後, いもち病抵抗性準同質遺伝子系統の識別による産地判別や, DNA食味判別への発展が期待されている.

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