リアルタイム PCR を用いた実験感染アユにおける Flavobacterium psychrophilum の排菌量の推定

書誌事項

タイトル別名
  • Quantitative estimation of Flavobacterium psychrophilum discharged from infected ayu Plecoglossus altivelis altivelis by real-time PCR
  • リアルタイム PCR オ モチイタ ジッケン カンセン アユ ニ オケル Flavobacterium psychrophilum ノ ハイキンリョウ ノ スイテイ

この論文をさがす

抄録

アユの冷水病菌の排菌量についてリアルタイム PCR(R-PCR)を用いて推定した。2.1×104 CFU/fish の冷水病菌を接種したアユを個体別に飼育した。試験開始の翌日から小型水槽に取り上げ,10 分間静置した後,そこから 50 mL の水を採取した。採取した水から DNA を抽出し,R-PCR を行った。4 日後以降はすべての個体から排菌が確認され,11 日後にすべての個体が死亡した。推定された排菌量は死亡の 2~4 日前から徐々に増加した。また,死亡日以前よりも死亡後に有意に増加し,死亡後は高い水準で維持された。<br>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 76 (4), 705-707, 2010

    公益社団法人 日本水産学会

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ