紀伊半島西岸域における稚アユの成長
書誌事項
- タイトル別名
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- Growth of juvenile ayu Plecoglossus altivelis altivelis in the coastal waters off western Kii Peninsula
- キイ ハントウ セイガンイキ ニ オケル チアユ ノ セイチョウ
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説明
紀伊半島西岸域で採捕された稚アユの耳石により,ふ化時期・初期成長を求め,それらと海水温・プランクトン量との関係について検討した。ふ化時期は 11 月中・下旬が中心で,11 月にふ化した稚アユは,12 月の海水温が低く 1 月のプランクトン量が多いほど成長速度が大きくなった。北部海域は南部海域と比較し,ふ化時期が早く,冬期にプランクトン量が多いため成長速度も大きかった。また,稚アユの漁獲尾数(CPUE)が多い年の初期成長は良好であった。以上のことから,稚アユの資源豊度には,プランクトン量,水温,初期成長が関係していることが示唆された。<br>
収録刊行物
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- 日本水産学会誌
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日本水産学会誌 73 (6), 1057-1064, 2007
公益社団法人 日本水産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681390733952
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- NII論文ID
- 110006530881
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- NII書誌ID
- AN00193422
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- ISSN
- 1349998X
- 00215392
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- NDL書誌ID
- 9278276
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可