鹿児島湾における海底堆積ごみの分布と実態
書誌事項
- タイトル別名
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- Distribution and actual condition of seabed litter in Kagoshima Bay
- カゴシマワン ニ オケル カイテイ タイセキ ゴミ ノ ブンプ ト ジッタイ
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説明
鹿児島湾における海底堆積ごみの実態を明らかにすることを目的に,2003 年 5 月から 2005 年 10 月までの間,簡易型トロールネットを使用して同湾内 8 定点にて総曳網回数 118 回,総曳網面積 8.6×10-1 km2 の採集調査を行った。54,388 個,76.9 kg の海底堆積物を採集し,そのうち人工物である海底堆積ごみの割合は個数 3.7%,重量 43.4% であり,平均採集密度は 2,517 個/km2, 30.3 kg/km2 であった。海底堆積ごみは湾全域から採集され,特に湾奥部,湾中央部で密度が高く,フィルム状プラスチックが最多で全体の 49.0% を占めた。その分布は陸上植物の葉の分布と正の相関が認められた。<br>
収録刊行物
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- 日本水産学会誌
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日本水産学会誌 75 (1), 19-27, 2009
公益社団法人 日本水産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681391440000
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- NII論文ID
- 110007055522
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- NII書誌ID
- AN00193422
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- ISSN
- 1349998X
- 00215392
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- NDL書誌ID
- 9797023
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
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- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可