干潟の炭素・窒素循環におけるスナガニ類の役割
書誌事項
- タイトル別名
-
- Role of ocypodid crabs on carbon and nitrogen cycle in a tidal flat
- ヒガタ ノ タンソ ・ チッソ ジュンカン ニ オケル スナガニルイ ノ ヤクワリ
この論文をさがす
抄録
宮崎港一ツ葉入り江でスナガニ類の炭素・窒素摂取量を求め,干潟の物質循環における役割を検討した。ハクセンシオマネキ,チゴガニ,コメツキガニは,各 3500, 1500, 20750~26750 m2 の広さに生息し,砂団子排出量が各最大 944, 486, 2266 g m−2 d−1 であった。底質は,炭素・窒素量が 5.0 mg Cg−1, 0.5 mg Ng−1 以下で,砂団子との差分が 5~80% であった。3 種の摂取量は,各最大 3.36, 0.18, 1.67 g Cm−2 d−1, 0.416, 0.024, 0.086 g Nm−2 d−1 と算出され,入り江全体では 13 kg Cd−1, 1.4 kg Nd−1 程度と推定された。<br>
収録刊行物
-
- 日本水産学会誌
-
日本水産学会誌 78 (2), 220-229, 2012
公益社団法人 日本水産学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282681394340992
-
- NII論文ID
- 10030123953
-
- NII書誌ID
- AN00193422
-
- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC38XmvValurk%3D
-
- ISSN
- 1349998X
- 00215392
-
- NDL書誌ID
- 023599685
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可