酸素電極法とパルス変調クロロフィル蛍光法を用いた鹿児島産ホンダワラ属(ヒバマタ目)藻類 5 種,マメタワラ,ヤツマタモク,ヒジキ,コブクロモク,キレバモクの光合成・温度特性

書誌事項

タイトル別名
  • Photosynthetic and temperature characteristics of five <i>Sargassum</i> species (Fucales), <i>S. piluliferum</i>, <i>S. patens</i>, <i>S. fusiforme</i>, <i>S. crispifolium</i>, and <i>S. alternato-pinnatum</i> from Kagoshima, Japan, using dissolved oxygen sensor and pulse-amplitude-modulated (PAM) fluorometer
  • サンソ デンキョクホウ ト パルス ヘンチョウ クロロフィル ケイコウホウ オ モチイタ カゴシマサン ホンダワラゾク(ヒバマタモク)ソウルイ 5シュ,マメタワラ,ヤツマタモク,ヒジキ,コブクロモク,キレバモク ノ コウゴウセイ ・ オンド トクセイ
  • Photosynthetic and temperature characteristics of five Sargassum species (Fucales), S. piluliferum, S. patens, S. fusiforme, S. crispifolium, and S. alternato-pinnatum from Kagoshima, Japan, using dissolved oxygen sensor and pulse-amplitude-modulated (PAM) fluorometer

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説明

鹿児島産ホンダワラ属 5 種の光合成を 10~36°C の温度で測定した。純光合成速度はそれぞれ 20~24°C で最高値を示し,マメタワラとヤツマタモク,ヒジキは 16~28°C ,コブクロモクとキレバモクは 16~24°C で最高値と有意差のない速度を示した。呼吸速度はいずれも高温で増加した。光化学系IIの電子伝達速度はそれぞれ 28~30°C で最高値を示し,32°C 以上で減少した。生育地の夏季の水温環境(約 29°C)では,電子伝達の阻害はないと示唆されるが,それ以上の水温では光合成活性の低下の可能性が考えられた。<br>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 78 (2), 189-197, 2012

    公益社団法人 日本水産学会

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (61)*注記

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