瀬戸内海中央部燧灘周辺におけるタチウオ<i>Trichiurus japonicus</i>の食性

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タイトル別名
  • Feeding habits of the cutlassfish <i>Trichiurus japonicus</i> around Hiuchi-Nada, central Seto Inland Sea, Japan
  • 瀬戸内海中央部燧灘周辺におけるタチウオTrichiurus japonicusの食性
  • セトナイカイ チュウオウブスイナダ シュウヘン ニ オケル タチウオ Trichiurus japonicus ノ ショクセイ
  • Feeding habits of the cutlassfish Trichiurus japonicus around hiuchi-nada, central Seto Inland Sea, Japan

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抄録

<p> 瀬戸内海燧灘周辺海域におけるタチウオの食性について,2011年から2013年にかけての各月標本採集により調査した。確認された餌生物のうち,カタクチイワシ,イカナゴ,ソコシラエビの餌生物重要度指数(%IRI)がそれぞれ10%以上と高い値を示した。カタクチイワシとソコシラエビはほぼ周年,イカナゴは3-4月に多く出現した。タチウオの成長に伴い,魚類の重要度は増加し,甲殻類では低下した。タチウオによるイカナゴの高頻度での利用は,本海域の特徴であると考えられた。</p>

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