琵琶湖野田沼周辺におけるオオクチバスとブルーギルの胃内容物と糞中 DNA による摂餌生態の推定
書誌事項
- タイトル別名
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- Estimating the feeding habits of largemouth bass and bluegill around Noda Lake, a satellite lake of Lake Biwa, based on stomach contents and fecal DNA
- ビワコ ノダヌマ シュウヘン ニ オケル オオクチバス ト ブルーギル ノ イ ナイヨウブツ ト フン チュウ DNA ニ ヨル セツジ セイタイ ノ スイテイ
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説明
オオクチバスとブルーギルの食性を野田沼水系(彦根市)で調査した。胃内容物の同定,糞中 DNA の定量 PCR およびクローンライブラリー解析の結果,オオクチバスは大型の餌生物(アユ等)への選択性が強く,フナ稚魚等への選択性は低いこと,ブルーギルは強い植物食性で,魚類への食害は低いことが示唆された。また,オオクチバスはスジエビとテナガエビに,ブルーギルはヌマエビに強い摂餌選択性を示した。オオクチバスの在来魚に対する摂餌選択性は,餌生物の種類,大きさ,捕食者の飽食度,水域の濁度などに影響されると推察された。<br>
収録刊行物
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- 日本水産学会誌
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日本水産学会誌 78 (1), 43-53, 2012
公益社団法人 日本水産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681394644992
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- NII論文ID
- 10030024677
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- NII書誌ID
- AN00193422
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- ISSN
- 1349998X
- 00215392
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- NDL書誌ID
- 023520599
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可