パルスカラムにおける物質移動の研究

書誌事項

タイトル別名
  • Mass Transfer Study in Pulsed-perforated Plate Columns

抄録

54mmφのパルスカラムにおける。M. I. B. K. の水への溶解実験と, 酢酸および酪酸のM. I. B. K. 相より水相への抽出実験を行ない, られたデータの解析に混合拡散を伴う二相向流接触操作についての理諭の適用を試みた。<BR>連統相側物質移動係数は小滴径域ではRanz-Marshallの剛体球表面でのそれに近く, 大滴径となるに従いHigbieの値に近づき滴内循鳳流を生じ始めると思われる両相支配の総括物質移動係数ほ滴径の減少とともに急激に滅少し, 液滴を固体球と考えて解析した分予拡散にもとつく理諭値Ranz-Marshall-Newmanの値以下となっている。

収録刊行物

  • 化学工学

    化学工学 30 (10), 895-903,a1, 1966

    公益社団法人 化学工学会

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