DNA種同定による広島湾における分離浮遊卵の季節変化

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タイトル別名
  • DNA identification and seasonal changes of pelagic fish eggs in Hiroshima Bay
  • DNAシュ ドウテイ ニ ヨル ヒロシマワン ニ オケル ブンリ フユウラン ノ キセツ ヘンカ

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抄録

<p> 広島湾の湾内外において,1,4,5,6,9,11,12月に分離浮遊卵を採集し,DNAバーコーディングによって種組成を明らかにした。種同定した547個の卵は20種に分類された。湾外は湾内より採卵量や種数が卓越した。月別では6月に採卵量や種数が多く,クロダイやマダイが優占種となったほか,イシダイやサワラも確認された。同湾は,主に春季に瀬戸内海の有用種の産卵場として利用されていることが明らかとなった。</p>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 83 (2), 215-217, 2017

    公益社団法人 日本水産学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (6)*注記

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