虚血性心疾患類似の胸痛発作で発症し,ドブタミン負荷心エコーにて潜在性左室流出路狭窄を有するSigmoid septumと診断された一例

書誌事項

タイトル別名
  • A Patient with a Sigmoid-Shaped Septum who Complained of Chest Pain with Latent Left Ventricular Outflow Tract Obstruction and was Diagnosed by Dobutamine Stress Echocardiography
  • 症例報告 虚血性心疾患類似の胸痛発作で発症し,ドブタミン負荷心エコーにて潜在性左室流出路狭窄を有するSigmoid septumと診断された一例
  • ショウレイ ホウコク キョケツセイ シンシッカン ルイジ ノ キョウツウ ホッサ デ ハッショウ シ ドブタミン フカシン エコー ニテ センザイセイ サシツ リュウシュツロ キョウサク オ ユウスル Sigmoid septum ト シンダン サレタ イチレイ

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説明

胸痛を主訴に来院し,虚血性心疾患が疑われ冠動脈造影が施行されるも有意冠動脈狭窄は認めず.経胸壁心エコーおよびドブタミン負荷心エコーにて潜在性左室流出路狭窄 (latent LVOTO) を有する S 字状中隔 (Sigmoid septum) と診断した一例を報告する.一般に Sigmoid septum は臨床的意義が少ないとされるが,胸痛等の症状を有する例の中には latent LVOTO を認めることがあり,注意を要する.

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参考文献 (11)*注記

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