脂肪肉腫との鑑別を要した胸壁脂肪腫の 1 例

  • 石本 真一郎
    日本大学医学部外科学系心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
  • 村松 高
    日本大学医学部外科学系心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
  • 四万村 三恵
    日本大学医学部外科学系心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
  • 古市 基彦
    日本大学医学部外科学系心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
  • 西井 竜彦
    日本大学医学部外科学系心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
  • 竹下 伸二
    日本大学医学部外科学系心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
  • 田中 洋子
    日本大学医学部外科学系心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
  • 諸岡 宏明
    日本大学医学部外科学系心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
  • 日暮 亮太
    日本大学医学部外科学系心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
  • 塩野 元美
    日本大学医学部外科学系心臓血管・呼吸器・総合外科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Imaging Manifestations of Chest Wall Lipoma Mimicking Liposarcoma
  • 症例報告 脂肪肉腫との鑑別を要した胸壁脂肪腫の1例
  • ショウレイ ホウコク シボウ ニクシュ ト ノ カンベツ オ ヨウシタ キョウヘキ シボウ シュ ノ 1レイ

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抄録

症例は 61 歳の女性.胸部異常陰影を指摘されて当院を紹介受診した.胸部 CT で右第 7 肋間から胸腔内に突出する 4.5 cm 大の辺縁不整な腫瘤影を認め,一部胸壁に浸潤している様に発育していた.胸壁脂肪肉腫も考慮し,手術を施行.肋骨を切断のうえ十分な切除範囲をもって完全摘出した.病理診断は脂肪腫であり砂時計型の経胸壁型と考えられた.術後は特に問題なく経過し,術後第 7 病日に退院,現在再発の兆候もなく外来通院中である.

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参考文献 (13)*注記

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