ひ摘およびCHP療法が著効を呈した悪性組織球症の1例

書誌事項

タイトル別名
  • An effective case of malignant histiocytosis by splenectomy and CHP therapy.

抄録

悪性組織球症(MH)が疑われた症例に対し,診断的治療の目的にて脾摘を行ったところ,確定診断が得られ,さらにその後の化学療法(CHOP療法)の著効へと結び付けることができた.本疾患は急速な死の転帰をたどる予後不良な疾患であり,本例のように生前に診断でき,脾摘およびCHOP療法にて完全寛解できた例はまれであり,試みるべき治療法と思われた.

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