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- 舘田 一博
- 東邦大学微生物・感染症学講座
書誌事項
- タイトル別名
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- イガク ト イリョウ ノ サイゼンセン リョクノウキン カンセンショウ ト Quorum Sensing キコウ
- [Pseudomonas aeruginosa infection and the quorum-sensing mechanism].
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抄録
細菌の産生するホルモン様物質(autoinducer)を介した情報伝達機構,すなわちクオラムセンシング(Quorum-sensing)が微生物学・感染症学・化学療法学の分野で注目されている.これはビブリオ属細菌における菌数依存的な蛍光物質産生という現象から見つかってきたシステムであるが,その後,緑膿菌をはじめとする多くの病原細菌が本機構を用いて病原因子発現をコントロールしていることが明らかとなっている.また最近では,このautoinducer分子が生体細胞に対しても多彩な影響を及ぼしていることが報告され,菌側と生体側の両面から感染症の発症に関与する因子として注目されている.ここでは緑膿菌のクオラムセンシング機溝に焦点を当て,その基本構造と特徴を概説するとともに,本機構の感染病態形成における役割,クオラムセンシングをターゲットとした新しい感染症治療の可能性について述べてみたい.
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 94 (5), 999-1004, 2005
一般社団法人 日本内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681417217280
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- NII論文ID
- 10016422268
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 7364397
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- PubMed
- 15926474
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可