輸血医療の進歩と課題  II.適正な成分輸血  3.新鮮凍結血しょうとアルブミン製剤・凝固因子製剤以外の血しょう分画製剤

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  • シンセン トウケツ ケッショウ ト アルブミン セイザイ ・ ギョウコ インシ セイザイ イガイ ノ ケッショウ ブンカク セイザイ
  • [Proper blood component transfusion: 3. Fresh frozen plasma and plasma fraction preparations other than albumin and coagulation factor components].

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抄録

新鮮凍結血漿の使用は血液凝固能の改善が主な目的で,とりわけ濃縮凝固因子製剤がない先天性欠乏症や肝不全などの複合凝固因子の欠乏症が対象となる.臨床現場では循環血漿量の改善や維持を目的としたものなど不適切な使用が続いている.必要な成分を高純度に濃縮して提供する血漿分画製剤は,血液の有効利用の面でも望ましい.適正な使用を普及させるにはエビデンスに基づいたガイドラインを提供する努力が必要である.

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