輸血医療の進歩と課題  II.適正な成分輸血  2.血小板製剤

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  • ケッショウバン セイザイ
  • [Proper blood component transfusion. 2. Platelet preparations].

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抄録

血小板輸血の適応は,血小板の量的・質的異常による出血の予防と治療である.血小板数の輸血基準値(/μl)は,内科的予防投与で1万,外科的予防投与と治療投与で5万である.製剤の保存は室温,振とう条件下で3日間と厳重な管理を要する.輸血後血小板数の増加が予想値を大きく下回る場合は(輸血不応状態),その原因を評価して対応する.アレルギー反応や発熱反応などの即時型副作用の頻度が高いので注意する.

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