滋賀県内で感染したツツガムシ病の2例

書誌事項

タイトル別名
  • Tsutsugamushi disease (Scrub typhus) in Shiga Prefecture: Clinical report of two cases
  • コンゲツ ノ ショウレイ シガ ケンナイ デ カンセン シタ ツツガムシビョウ ノ 2レイ

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抄録

症例は51歳,女性と48歳,男性.滋賀県内初のツツガムシ病の感染例を相次いで経験した.発熱と紅斑を主訴とし,肝機能障害を認めた.第1例目は不明熱として診断に時間を要したが,特徴的な刺し口と抗ツツガムシ抗体により診断した.本疾患は,治療が遅れるとDICを併発して致死的となることもあり,原因不明の発疹,発熱,肝機能障害のある症例では本症も念頭におくべきであると考えられた.

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