膜性腎症にANCA関連腎炎を併発した甲状腺機能こう進症の1例

  • 西尾 妙織
    北海道大学大学院医学研究科分子病態制御講座・第二内科
  • 柴崎 跡也
    北海道大学大学院医学研究科分子病態制御講座・第二内科
  • 山村 剛
    北海道大学大学院医学研究科分子病態制御講座・第二内科
  • 佐々木 直美
    北海道大学大学院医学研究科分子病態制御講座・第二内科
  • 山田 幹二
    北海道大学大学院医学研究科分子病態制御講座・第二内科
  • 河田 哲也
    北海道大学大学院医学研究科分子病態制御講座・第二内科
  • 小池 隆夫
    北海道大学大学院医学研究科分子病態制御講座・第二内科
  • 佐藤 英俊
    市立札幌病院病理部

書誌事項

タイトル別名
  • Propylthiouracil induced ANCA-associated nephritis occured in the course of membranous nephropathy.
  • コンゲツ ノ ショウレイ マクセイジンショウ ニ ANCA カンレンジンエン オ ヘイハツ シタ コウジョウセン キノウ コウシンショウ ノ 1レイ

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説明

症例は40歳,女性. Basedow氏病にてpropylthiouracil (PTU)を内服.血尿,蛋白あり腎生検で膜性腎症と診断される. 2年後に急速な腎機能低下を呈し再度腎生検を施行.膜性腎症の所見に加えて,間質への広範な細胞浸潤を認めた. MPO-ANCA高値であり,膜性腎症にPTUによるANCA関連腎炎を合併したものと診断した.

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参考文献 (4)*注記

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