一過性脳虚血発作によりlimb shakingを繰り返した内頚動脈閉塞症の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Limb-shaking transient ischemic attack in internal carotid artery occlusion.
  • コンゲツ ノ ショウレイ イッカセイ ノウキョケツ ホッサ ニ ヨリ limb shaking オ クリカエシタ ナイ ケイドウミャク ヘイソクセイ ノ 1レイ

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説明

症例は51歳,女性.主訴は繰り返す運動時の左上下肢のふるえ(limb shaking).入院時,神経学的に異常なく,頭部MRIで右大脳白質のラクナ梗塞,過換気時の脳SPECTで右の前頭・頭頂・側頭部および大脳基底核部の血流低下,脳血管造影で右内頸動脈閉塞像を認めた. limb shakingは基底核部の一過性脳虚血発作(TIA)に基づく不随意運動とされ,本例のように内頸動脈閉塞によるTIA症状である可能性に十分留意しなければならない.

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参考文献 (7)*注記

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