腹水の白然軽快を観察し得たFitz-Hugh-Curtis症候群の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Fitz-Hugh-Curtis syndrome presenting spontaneous regression of ascites
  • コンゲツ ノ ショウレイ フクスイ ノ シゼン ケイカイ オ カンサツ シエタ Fitz-Hugh-Curtis ショウコウグン ノ 1レイ

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説明

症例は41歳,主婦.発熱と急激な右季肋部痛を主訴に受診.クラミジア抗体陽性,骨盤内周囲炎,肝周囲炎よりFitz-Hugh-Curtis (FHC)症候群と診断された.経過中特に治療することもなく腹水は自然軽快した. FHC症候群に伴う腹水の自然経過を観察した報告は極めて少なく貴重な症例である.また,近年クラミジア感染症が蔓延していることから本疾患を念頭においておくことが重要であることが改めて示唆された.

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