限局性浮腫を呈した特発性好酸球増加症候群の1例

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タイトル別名
  • Idiopathic hypereosinophilic syndrome with systemic and localized edema.
  • 今月の症例 限局性浮腫を呈した特発性好酸球増加症候群の1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ ゲンキョクセイ フシュ オ テイシタ トクハツセイ コウサンキュウ ゾウカ ショウコウグン ノ 1レイ

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抄録

特発性好酸球増加症候群は末梢血好酸球の増加があり, 原因となる基礎疾患の存在が否定され, 好酸球浸潤による臓器障害の症候を認める場合に診断される. 今回, 両下肢の浮腫に加え左上肢に限局した浮腫を呈した特発性好酸球増加症候群の一例を経験した. 利尿薬とステロイド投与により浮腫は消失し好酸球数も正常化した. 本例における浮腫の発現には心不全と血管性浮腫の両機序が推定された.

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