1.CRH負荷,ACTH負荷試験の診断的有用性

  • 蔭山 和則
    弘前大学大学院医学研究科内分泌代謝内科学
  • 須田 俊宏
    弘前大学大学院医学研究科内分泌代謝内科学

書誌事項

タイトル別名
  • 1. Diagnostic Usefulness of CRH and ACTH Loading Test
  • CRH負荷,ACTH負荷試験の診断的有用性
  • CRH フカ ACTH フカ シケン ノ シンダンテキ ユウヨウセイ

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説明

副腎機能低下症の原因には,原発性と続発性副腎機能低下症がある.続発性の原因には,視床下部性と下垂体性があり,原発性を含めた原因局在の決定のため負荷試験が有用である.一般的には,現在,corticotropin-releasing hormone(CRH)負荷試験とインスリン低血糖刺激試験(ITT)が行われることが多い.原発性副腎皮質機能低下症は,ACTH試験によって副腎皮質の予備能の低下を証明する必要がある.ストレス時の副腎皮質の予備能を評価しておくことは,副腎クリーゼ予防に重要である.それぞれの検査の意義を良く理解した上で,安全に行われるのが望ましい.<br>

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