潰瘍性大腸炎の経過中に脊髄炎を発症した1例

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タイトル別名
  • Acute Myelitis in a Patient with Ulcerative Colitis
  • 今月の症例 潰瘍性大腸炎の経過中に脊髄炎を発症した1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ カイヨウセイ ダイチョウエン ノ ケイカチュウ ニ セキズイエン オ ハッショウシタ 1レイ

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抄録

症例は潰瘍性大腸炎で治療中の54歳女性.最近5年間は再燃なく安定していたが,約2週間の経過で体幹を含む両下肢の感覚障害と痙性歩行を来した.髄液所見は正常.脊髄MRIでTh6-7の右後索∼側索にT2延長域を認めた.潰瘍性大腸炎に関連した脊髄炎と診断し,ステロイドパルス療法を施行.症状及び画像所見の改善をみた.潰瘍性大腸炎において脊髄炎を合併することは極めて稀であり,画像的に病変が証明された貴重な一例である.<br>

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参考文献 (13)*注記

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