1. Genetics of Asthma

Bibliographic Information

Other Title
  • 1.喘息関連遺伝子
  • 喘息関連遺伝子
  • ゼンソク カンレン イデンシ

Search this article

Abstract

喘息は遺伝素因と環境因子との組み合わせにより発症する多因子疾患であり,今までなかなか喘息遺伝子の本体に迫ることはできなかった.最近,全ゲノム網羅的解析からADAM33,PHF11,DPP10,GPRA,HLA-G,CYFIP2,ORMDL3が同定され,さらにアトピー性皮膚炎合併喘息の原因遺伝子としてのフィラグリンも注目されている.これらの遺伝子の多くはアトピーや気道炎症とは無関係の蛋白分解酵素や転写因子,受容体などをコードしており,喘息の病態解明と治療の新しい手がかりとなることが期待される.<br>

Journal

References(22)*help

See more

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top