• 伊藤 貞嘉
    東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座腎・高血圧・内分泌学分野

書誌事項

タイトル別名
  • 1. Antihypertensive Drug
  • 降圧薬
  • コウアツヤク

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抄録

腎障害患者の腎臓及び生命予後を改善させる為には,レニン・アンジオテンシン(RA)系抑制薬を用い,十分な血圧管理と尿蛋白(アルブミン)の正常化を目指すことが肝要である.降圧目標は130/80mmHg未満で,尿蛋白が1g/日以上であれば,125/75mmHgとなる.尿蛋白は定量的に評価し,治療の臨床指標とする.尿蛋白の十分な減少のためには,しばしばRA系抑制薬の増量や併用が必要となる.腎機能が低下していても,尿蛋白がある時は少量から注意して使用することが望ましい.<br>

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