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- 辻 仁
- 北海道大学医学部第二内科学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- A STUDY ON SERUM LEUCINAMIDE-SPLITTING ENZYMES WITH SPECIAL REFERENCES TO ITS HETEROGENEITY AND VARIATIONS IN HEPATOBILIARY DISEASES
- ケッセイ leucinamide ブンカイ コウソ ニ カンスル ケンキュウ Heterogeneity ト キモ シッカン ニ オケル ヘンドウ ニ ツイテ
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説明
血清中のleucinamide分解酵素の酵素学的な性質,電気泳動像をleucyl-naphthylamide分解酵素と比較検討し,両者は異なつた酵素であることを確認した.leucinamideを分解する酵素は従来leucin aminopeptidaseしが知られているのみであるが,血清中に2種存在し,両者は酵素学的性質,電気泳動像を異にする.その一つは, ieucine aminopeptidase (Smith)と同一と考えられ,肝炎血清中で主体を占め,電気泳動上, isozymeと思われる2峰に分かける.他の一つは,正常血清,閉塞性黄疸血清で主体を占め,前者とは明らかに性質の異なるpeptidaseである. Mnイオンの影響の差を利用して,両者を同時に定量すれば黄疸の鑑別診断に役立たせ得る.
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 56 (2), 101-108, 1967
一般社団法人 日本内科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681423246976
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- NII論文ID
- 130000888702
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 8398222
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- PubMed
- 5624569
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可