4.感染症や腸内細菌の意義(免疫学的異常について)

  • 土屋 輝一郎
    東京医科歯科大学医歯学総合研究科消化管先端治療学

書誌事項

タイトル別名
  • 4. The Significance of Infectious Disease and Microbiota in FGID
  • 感染症や腸内細菌の意義 : 免疫学的異常について
  • カンセンショウ ヤ チョウ ナイ サイキン ノ イギ : メンエキガクテキ イジョウ ニ ツイテ

この論文をさがす

抄録

FGIDは器質的異常を伴わない疾患と定義されてきたが,急性胃腸症などの細菌感染,ウイルス感染症後に消化管の機能障害を慢性的にきたすことが指摘され,上皮細胞構成,免疫担当細胞,炎症性サイトカインなどの器質的変化が明らかにされた.またFGIDにおける腸内細菌叢の変化が近年の解析手法の向上により見いだされ,腸内環境への影響とFGIDの病態,症状との関連が注目されている.<br>

収録刊行物

参考文献 (20)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ