4.過敏性腸症候群(IBS)の病態・診断・治療

  • 金子 宏
    星ヶ丘マタニティ病院 藤田保健衛生大学 愛知医科大学
  • 後藤 秀実
    名古屋大学大学院医学系研究科消化器内科学

書誌事項

タイトル別名
  • 4. Pathophysiology, Diagnosis and Treatment of Irritable Bowel Syndrome
  • 過敏性腸症候群(IBS)の病態・診断・治療
  • カビンセイ チョウ ショウコウグン(IBS)ノ ビョウタイ ・ シンダン ・ チリョウ

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抄録

IBSは頻度が高いFGIDである.病態には消化管運動異常,内臓知覚過敏,脳機能異常が複雑に関与する.診断基準としてローマIII基準が有名である.日常診療では「心身症:診断・治療ガイドライン2006」が有用である.検査結果で異常のないことを説明,重大な病気にはならないことを保証する.治療ではIBS治療ガイドライン(3段階方式)を活用する.医師がIBSの診断を的確に行い,良好な患者-医療者関係を築くことが治療効果をもたらす.<br>

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参考文献 (17)*注記

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