リツキシマブが奏効した標準治療抵抗性血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の1例―リツキシマブ投与のタイミングについての考察―

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タイトル別名
  • Successful Treatment with Rituximab in a Patient with Refractory Thrombotic Thrombocytopenic Purpura
  • 今月の症例 リツキシマブが奏効した標準治療抵抗性血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の1例 : リツキシマブ投与のタイミングについての考察
  • コンゲツ ノ ショウレイ リツキシマブ ガ ソウコウ シタ ヒョウジュン チリョウ テイコウセイ ケッセンセイ ケッショウバン ゲンショウセイ シハンビョウ(TTP)ノ 1レイ : リツキシマブ トウヨ ノ タイミング ニ ツイテ ノ コウサツ

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抄録

症例は36歳,女性.リツキシマブ投与にて寛解に至った標準療法抵抗性血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の1例を経験した.血漿交換開始後に抗ADAMTS13抗体およびLDの再上昇を認めた時点で難治性と判断し,リツキシマブを投与した.その結果,第30病日に血漿交換を離脱でき,約18カ月にわたり寛解を維持している.標準療法抵抗性TTPにおいて血漿交換開始後の抗ADAMTS13抗体価およびLDの上昇が難治性の判断に有用であると考えられた.<br>

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