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- 倉田 祥一朗
- 東北大学大学院薬学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- The role of peptidoglycan recognition protein family in innate immunity
- シゼン メンエキ ニ オケル ペプチドグリカン ニンシキ タンパクシツ ファミリー ノ ヤクワリ
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抄録
自然免疫は, 遺伝子の再編成に依存せずに多様な病原体を認識し, 感染防御反応を誘導する。ショウジョウバエの感染防御に働く Toll 受容体の哺乳動物ホモログとして, Toll 様受容体 (TLR) ファミリーが同定され, TLRファミリーが, 様々な細菌およびウイルス構成成分を認識することが明らかとなった。ところが, ショウジョウバエのToll 受容体は病原体の認識には関わらず, 病原体を認識する受容体は同定されていなかった。近年, ショウジョウバエの遺伝学的スクリーニングから, 細菌を認識する受容体としてペプチドグリカン認識タンパク質 (PGRP) ファミリーが同定された。PGRPファミリーには, ペプチドグリカンの細菌種による構造上の違いを識別し, 下流のシグナル伝達系を活性化する分子と, ペプチドグリカンを分解する分子とが存在する。ショウジョウバエ自然免疫におけるPGRPファミリーの役割を概説すると共に, 哺乳動物ホモログの機能を推察する。
収録刊行物
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- 日本細菌学雑誌
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日本細菌学雑誌 60 (2), 389-395, 2005
日本細菌学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681425713920
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- NII論文ID
- 10015652465
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- NII書誌ID
- AN00189800
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- ISSN
- 18824110
- 00214930
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- NDL書誌ID
- 7385789
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- PubMed
- 15966365
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可