壊死性筋膜炎，敗血症性肺塞栓症を合併したLemierre症候群の1例

DOI Web Site Web Site PubMed 被引用文献1件 参考文献5件 オープンアクセス
  • 鈴木 清澄
    日本大学内科学系総合内科・総合診療医学分野 順天堂大学総合診療科
  • 林 悠太
    日本大学内科学系総合内科・総合診療医学分野
  • 大塚 博雅
    日本大学内科学系総合内科・総合診療医学分野
  • 織田 美紀
    日本大学救急医学系救急集中治療医学分野
  • 桑名 司
    日本大学救急医学系救急集中治療医学分野
  • 橋本 賢一
    日本大学内科学系総合内科・総合診療医学分野
  • 笠巻 裕二
    日本大学内科学系総合内科・総合診療医学分野
  • 矢内 充
    日本大学内科学系総合内科・総合診療医学分野
  • 木下 浩作
    日本大学救急医学系救急集中治療医学分野
  • 相馬 正義
    日本大学内科学系総合内科・総合診療医学分野

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Lemierre's Syndrome Associated with Necrotizing Fasciitis and Septic Embolization
  • 今月の症例 壊死性筋膜炎,敗血症性肺塞栓症を合併したLemierre症候群の1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ エシセイキンマクエン,ハイケツショウセイ ハイ ソクセンショウ オ ガッペイ シタ Lemierre ショウコウグン ノ 1レイ

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説明

<p>46歳，男性．発熱，咽頭痛，呼吸困難のため救急搬送となった．両側の扁桃周囲膿瘍，右内頸静脈血栓，敗血症性肺塞栓症の画像所見に加えて，右肩および右膝の壊死性筋膜炎を認め，血液，扁桃周囲膿瘍，右肩皮下膿瘍の培養からFusobacterium necrophorumが検出された．Lemierre症候群（Lemierre's syndrome：LS）と診断し，抗菌薬投与，デブリドマン，抗凝固療法を行い，軽快した．LSは致死的な感染症であり，稀ながら壊死性筋膜炎を合併し得ることに留意する必要がある．</p>

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