心不全症状を契機に診断し得た心臓原発びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Primary Cardiac Diffuse Large B Cell Lymphoma with Heart Failure
  • 今月の症例 心不全症状を契機に診断し得た心臓原発びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫の1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ シンフゼン ショウジョウ オ ケイキ ニ シンダン シエタ シンゾウ ゲンパツビマンセイ ダイ サイボウガタ B サイボウセイ リンパシュ ノ 1レイ

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説明

症例は79歳,女性.下腿浮腫の精査目的で施行した経胸壁心エコー図検査にて,右心房,右心室,左心房に腫瘍を認めた.経胸壁心エコーガイド下に経静脈腫瘍生検を施行し,病理検査から心臓原発びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫の診断となった.その後,化学療法を開始して非常に良好な治療効果を得た.心臓原発の悪性リンパ腫は稀で予後は不良の疾患であるが,本症例のように積極的な診断と十分な治療を施行することが重要である.

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参考文献 (6)*注記

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