秋冬季孵化ひなの育成期における光線管理と制限給餌が性成熟と生産性に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of Light Control and Feed Restriction during the Rearing Period on Sexual Maturity and subsequent Productivity for Egg-type Pullet Hatched in Autumn and Winter Seasons
  • アキ トウキフカヒナ ノ イクセイキ ニ オケル コウセン カンリ ト セイゲンキュウジ ガ セイ セイジュク ト セイサンセイ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

9月より12月までにふ化した白色レグホーン種ひなを対象に漸減照明3処理, 量的制限給餌2処理を応用して性成熟を抑制し, その後の生産性を高める目的で1967年より1971年にわたり3場において試験し次の結果を得た。<br>1. 性成熟は, 漸減照明, 制限給餌いずれによっても抑制されたが, 両併用処理によりさらに大きく抑制された13。<br>2. 漸減照明は, ひなの銘柄により性成熟の抑制を認めない場合があり, 光に対する感受性差があるように思われた。<br>3. 性成熟の抑制により卵重の増大と維持, 産卵率, 産卵指数および飼料要求率の改善の傾向が認められた。<br>また, 制限給餌は, 育成期の飼料をかなり節減し, 漸減照明または併用処理に比し経済性が高いものと思われたが, これについてはさらに追究される必要がある。

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