Failure to Reproduce Encephalomalacia occurred in the Field

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  • 野外にて発生した脳軟化症の再現試験結果について
  • ヤガイ ニテ ハッセイシタ ノウ ナンカショウ ノ サイゲン シケン ケッカ

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野外にて発生した鶏ヒナの脳軟化症の再現試験を実施した。脳軟化症を発生したヒナが摂取したとされる飼料にはα-トコフェロールが24ppm含まれていて, この値は日本飼養標準て推奨している10IU/kgを上回っていた。また, 飼料中の過酸化物価も0.87と低い値を示した。これらに対応して, 問題の飼料を食べたヒナの溶血率は全て0%を示し, 同時に血中トコフェロール含量も高い値を示した。以上のことから, 問題の飼料を摂取したヒナはビタミンE欠乏にはなっておらず, 野外にて発生したとされる脳軟化症は, ビタミンE欠乏による栄養性のものではないと判断できる。

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