新生児蘇生法(NCPR)普及事業の現状とConsensus2010への準備状況

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タイトル別名
  • Japanese Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitation (NCPR) Program and the project for NCPR guidelines based on CoSTR2010

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説明

日本蘇生協議会の構成メンバーである日本周産期・新生児医学会は2007年7月から日本版新生児心肺蘇生法ガイドラインを周産期医療関係者に実技講習会を通じて修得させるプログラム(NCPR)を学会認定事業として開始した。2010年6月末現在で,新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)指導医は1,246名,学会認定講習会受講者は18,786名に上っている。一方では,インストラクター数の地域偏在,インストラクターの活動度の格差,講習会開催の地域格差,低い認定手続き率,少ない再履修機会等の問題点が明らかとなっている。ILCORの新生児部会で33のワークシートに関して検討作業が進められてきたConsensus2010に対する日本版ガイドラインの準備経過についても報告する。

収録刊行物

  • 蘇生

    蘇生 30 (1), 27-32, 2011

    日本蘇生学会

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