Poly (I:C) のヒラメに対する毒性
書誌事項
- タイトル別名
-
- Toxicity of Poly(I:C) against Japanese Flounder <i>Paralichthys olivaceus</i>
- Poly(I:C)ノ ヒラメ ニ タイスル ドクセイ
- Toxicity of Poly(I:C) against Japanese Flounder Paralichthys olivaceus
この論文をさがす
抄録
ヒラメ(平均 8.2 g)を17℃あるいは13℃で飼育し,800,400,200および 100 μg/fishとなるようPoly(I:C) を筋肉内接種し,その毒性について検討した。17℃飼育区では,800 μg/fish接種区で1尾死亡したが,≤ 400 μg/fishの接種区で死亡は認められなかった。しかし,≥ 200 μg/fish接種区の16.7%~33.3%で接種部位周辺の皮膚に赤変および潰瘍が認められた。一方,13℃飼育区では,100 μg/fish接種区の33.3%に,また 800 μg/fish接種区では83.3%に死亡あるいは潰瘍が認められた。以上より,Poly(I:C)は,低温飼育のヒラメでは,比較的高い毒性を示すと考えられた。
収録刊行物
-
- 魚病研究
-
魚病研究 47 (3), 104-106, 2012
日本魚病学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282681438340096
-
- NII論文ID
- 10031040449
-
- NII書誌ID
- AN00063165
-
- ISSN
- 18817335
- 0388788X
-
- NDL書誌ID
- 024015245
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可